海洋温度差発電(Ocean Thermal Energy Conversion:OTEC)の系統連系が沖縄県久米島で世界に先駆けて15年ぶりに始まった。現在、海洋温度差発電の研究開発は、オイルショック以降の第一 次ブームにつづく、世界的な第二次ブームが到来したと言われている。
オイルショック以降、他の自然エネルギーと同様にOTECも欧米や我が国を中心として精力的に行われた。しかし、オイルが下落すると、我が国を除いて、ほとんどの国で研究が停滞した。1990年代の米国のOTECの評価は、「海洋温度差発電は、技術的には、可能であるが、現在の原油価格では、経済的には、採算が取れない。少なくとも、lバーレル49ドルを超えないと経済的でなしリと言うものだった。それ以降、OTECの商用化は20年先、50年先と長年言われてきた。
