現在,水産資源の継続的な有効利用や環境を改善するために,自然エネルギーを利用する再生可能な代替エネルギーの開発が検討されている.その1つとして,海洋温度差発電 (OTEC) が考えられている.海洋温度差発電システムは,熱源となる海水の温度差は小さく,また,低温度のために,設置場所に適したシステムの設計が必要である.そのために,設置場所については,日本各地で調査が行われている.
本研究は,OTECの多目的利用として深層水の利用を考えて,対馬海域において,海洋熱エネルギーの利用と水産資源の保全と開発のための海洋調査を行った.なる細菌数の調査及び魚場造成に必要な海洋深層水の栄養塩類の分析調査を実施した。
